受け止め方


夫の母の家に「オレオレ詐欺電話」がかかってきたんだそうです。

年寄はオレオレ詐欺に狙われるとかなり前から注意喚起されている、テレビでは防犯対策の専門家などがどうしたらオレオレ詐欺に引っかからないかと親切に教えてくれている、それでも年間何件もの被害が出ている。

こういう情報が耳に入っていたら「じゃあ自分のところにかかってきたらどうするか」考えておいても良さそうなものです。
年寄の家にオレオレ詐欺電話がかかってくるなんて、大げさにいったら「当然」くらいの認識で、完全に想定内でしかありませんでした。
「うちにもかかってきたぜ、あっはっは。え?そっちかかってきてないの?おっくれってる~」くらいなもんで。

しかーし。
ここでサラッと終わらないところが夫の実家です。

なんと夫の母は騙されそうになったらしい。あんぐり。


そして私なら母に「騙されそうになった」と言われたら、
「なーにやってんの、テレビでさんざん見てるでしょうに、年寄なんだからオレオレ詐欺の電話なんてかかってきて当然、機転利かせてこっちがハメてやるか、ボケたふりしてハイハイいって警察に電話しときゃいいんだよ。次ぎ来たらそうしなよ」と、言います。


ところが、夫と夫の母は「騙されそうになった」と暗澹とし、「そういうやつには罰が当たるから」とかなんとか慰めあっております。

ジメーーーーーーーーーーーっキノコ生えそう。実際キノコ農家だったし。


夫から「参ったよ」と報告が来たので
「参る必要どこにもないだろ、参ったり落ち込んだりしてる暇があったら、自分のなにがマズくて騙されそうになったのか考えた方がよっぽど生産的だ。世界で初めてオレオレ詐欺事件に遭遇したってならまだしも、こんだけ世の中情報あふれてるのにまだ騙されそうになるなんて。」
といったら

「いや、そういうもんだって。パニックになっちゃうんだよ」だと。

イラッとするわマジ。
何が「そういうもん」だ。
だーかーら、騙されるんだよ。
いつまでそういう世の中で生き続けるんでしょうか。

こういうこと言うと「冷たい」とか言うんですよね~。
よっぽど温かいと思うんですがね。

犯罪者にくれる金があるならこっちにくれ!(本音)


こういうことがあったとき、
「ちっ嫌な思いした」と思うくらいで済むのと、
「ああまた電話かかってきたらどうしようどうしよう」(実際夫の母は「もう怖いからすべての電話に出ない」と言っているらしい)と思っていつまでもおびえているのとでは、
全く違いますね。

起きている出来事は同じなのに、受け止め方で自分に及ぼす影響が全く違う。

大難を小難に、というのはこう意味もあるのだなと思います。
「今日はオレオレ詐欺電話がかかってきて面白かった」
「今日はオレオレ詐欺電話なんてかかってくるし、ああ・・・今年は厄年かしら」


心を強くして生きてゆかなくてはならないと思います。
It's just a bad day not a bad life. ですよ。
好みに耽っていてはヤラレます。
オレオレ詐欺にヤラれるのではなくて、自分の恐怖心がお化けをつくって心を蝕んでいくのですよ。
せっかくの人生、明るく楽しく生きたいものです。






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コメント

Re: 「お母さん!


わはは。

確かにそれがスッキリしますね。お義母さん♪

怯えていてとても気の毒ですからね、恐怖の対象から遠ざけないと。


「お母さん!

二度とオレオレ詐欺の電話が来ないように、電話を取っちゃいましょう!」
と、言って電話線を引っこ抜いてやるのが
nicoさんの初めての親孝行。

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