老害


この秋、どういうわけだか何回か軽登山をしました。
2時間以内で登れ、噴火の可能性が低く、難しくない山限定。

どういうわけだか、というのは私は子どものころから山登りが(・・・というか疲れること全般が)大嫌いで、小学校の登山遠足で「登山辛すぎる、大嫌い」と思い、社会人になってから新人研修の指導者として山登りした際でも「二度と山登りはしまい」と思っていたから。

しかし親しい友人に山登りしたい人がいて、面倒くさくなく気軽に誘えるのが私ということで、熱烈なラブコールを送られたのです。
誘われた頃、運動不足&人生最大重量を自覚していたため、あの低い山だったら運動になるしまぁいいか、登ってみて嫌だったら一回限りねと承諾したわけです。

秋は山登りシーズンで週末などは混んでいるらしいですが、平日に登るとさすがにそれほどでもない。
自分のペースで登れて楽です。
1500m程度の山でも、頂上は見晴らしがよく、気分がいい。うちは北関東ですが、山の頂上から富士山が見えると「おおー」となったり、結構楽しいのです。
(登山大嫌いになったのは、義務で登ったためもともと嫌だったのと、おそらく私の体力を超えた山だったのでしょう・・・)

そんなわけでこの秋5回も登山しました。人生ってわからない・・・

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で。
平日登るのは、平日に時間のある人なわけで、そうすると平日仕事が休みな人、専業主婦(夫)、年寄、くらいなわけです。
しかし主婦で山登ろうって人はやはりそういないようで、いつ登っても40代女性は私と友人くらいなものです。
あとはみんな70前後のお年寄り。しかし皆さん健脚で、ひょいひょい登っていく。足腰丈夫って素晴らしい。なんといっても登山は道具さえ準備すれば金がかからない。
元気で趣味があっていいことだ、と思って見ているのですが、困ったこともありまして・・・。
お年寄り女性は、元気に挨拶を交わすだけ、なのですよ。
しかし。
お年寄り男性は、こっちをかまってくる。ものすごく面倒くさい。

「若い人(彼らにとってはw)が登るなんて珍しいねぇ」から始まり、
「あそこに見えるあの山が○○山だ」と景色の解説が始まり、
「この山は雪が降るとこのくらいまで積もる。見事な景色だ」
「俺はあの山とあの山とあの山に登った」と登山自慢が始まり、
「下山はどのみちで下るのか?案内する」と言い出す。(一度勝手に道案内を始めて、派手にすっころんでズタボロになったお爺さんがいた・・・)

登る山登る山、こういう年寄が2人は必ずいます。

誰も聞いてねぇよ!!
こっちは足を動かして進んでいるのに、あとを追いかけてきたリ、すでにすれ違ってどんどん遠ざかっているのに延々解説していたり・・・

しかしこちらに非がないわけではないのです。
友人が「愛想」良くするわけです。

友人 「こんにちわ~♪」とビッグスマイルで挨拶 → 爺 勘違い発動

これがいけない。

1回目の登山では友人のその行動を黙認。しかし爺さんたちとの会話中私は終始無言。
2回目の登山では爺に絡まれる友人を置いて下山開始w
3回目の登山では爺に絡まれる友人に「あなたの愛想笑いが爺を勘違いさせている」と指摘。
4回目以降は愛想笑いがなくなる。しかし絡んでくる爺あり・・・


お爺さんたち・・・話聞いてほしいんだろうなぁ。
家でもどこでも自分の話を聞いてくれる人がいないんじゃないだろうか。
まぁあの空気読めなさっぷりじゃ仕方あるまい。

自分が楽しければそれでいい、という風に終われない。
誰かに分かってほしい。認めてほしい。
楽しい気持ちを共有したい。

ここまでならまぁ気持ちは分かる。こういう人、年齢にかかわらず結構いる。
ただ、私は相手したくないので、似た相手を選んでくださいねと思う。


爺さんたちはここに更に「教えてやりたい」という上からな思いが加わるんではないか?
私たちが年下だからといって、爺さんたちより山を知らないとは限らない。
でも爺さんたちの中では「年下だから何も知らないだろう」となっているようで私たちに登山歴も確認せず講釈を垂れ始めたり、道案内を始めたりする。(まあ実際登山歴ないけどさ。でも聞きたくないよ)

やっかいです。

気持ちよく登頂して、頂上でこういう爺に出くわすとガッカリする。
老害じゃ!

その代わりに友人2人での記念撮影用の「自撮り棒」の代わりとして使わせていただいております。
あとはそうねぇ、熊が出た時にこういうお爺さんを○○○○にしようかな。









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コメント

Re: 爺い

ええ、私が餌になりそうです・・・・

登山は痩せますw
あのステッキでぜひ。


友人はこの場面では理解していましたが、他の場面では同じようなことをしているのではないかな。
根底に「自分がニコニコしてその場がなんとか穏便に過ぎればよい」というものがあるんですよね。
育ち(両親の喧嘩(流血沙汰)の元で育った)が影響しているのですが、なかなか・・・


Re: 囮用

あやにゃんさん

囮用に足の遅い奴を・・・・
そうか、それで私は熱烈に誘われたのか!?
(私も鈍足です。足が長すぎて回らないのよw)

食べてしまった方がいい肉と、残しておいた方がいい肉を選んで食ってほしい!


爺い

爺いは面倒臭えねえ!
爺いを熊の餌にしたいが、その様子じゃnicoさんかな。
ま、それはいいとして(良くないっ)
この秋に五回も登山とは凄い。
それから考え無しの友人の人、学習したかね。

囮用

肉食獣に襲われる可能性がある場合は
自分よりも足の遅いのを一緒に連れて行く。
そいつが喰われてる間は逃亡時間が稼げる。
という話を、母方の祖父から聞いた。


私は足が遅い!
祖父が生きてた頃、山に連れて行かれたが、
祖父は弟と一緒にドンドン先へ行ってた。
私は囮用だったわけだw

爺って、自己中でどうしようもないですね。

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